以前、素敵な作例を発表している方の塗装手順をまとめました。
戦車の塗り方 トライ1
それを実践しようと思います。
狙う仕上がりは、「使用感はあるけど綺麗な状態」です。ガルパン仕様だしね。
ちょっと見にくくて申し訳ないですが、組み立て後にクレオスの黒サーフェイサ#1500を全体に吹いています。
きついカラーモジュレーションは僕の好みではないのでごくごく控えめにしたつもりですが、控えすぎてしまったかもしれません。ベタ塗りと変わらない気がします。
履帯の塗装が終わった段階で車体上、車体下、履帯、転輪を組み立てます。戦車の形になってテンション上がりますね。この作業をしながら2018ワールドカップのGLで日本対セネガル戦をテレビ観戦しました。
最初の光沢クリアはデカールが浮いて見えるシルバリングを防止するために塗ります。
デカールはいつものように、セッター、デカール、ソフター、セッター、ソフターの順で。
タミヤのデカールはマークソフターに弱い印象がありソフターを半分に水で薄めて使うのが常ですが、このキットのデカールは丈夫で希釈ソフターでは軟化する気配がなかったので、フィッターをそのままの濃度で使っています。
丸一日乾燥させて、はみ出たノリなどをウェットティッシュで拭き取った後、つや消しクリアを吹きました。このクリアはデカールの保護用。
シルバリングは起きていません。よかったですね。特徴のあるマーキングで、ああ英国だなあ、という感じ。
タミヤの墨入れ塗料が便利すぎてそればっかり使っちゃいます。安易だなあと思いつつもついつい使ってしまうという……。
結構思い切って明るくしたり暗くしたりしたのですが、わかりませんね。もっとガバッとやったほうがいいのかな。
ともあれ、行ったのは
キットの出来は普通です。組み立てに苦労する箇所はありませんでした。かといってものすごい組み立てやすさを感じるほどではありません。砲塔の前面に接着線ができてしまったりしますし。いやまあ基本パチピタで必要十分なのですけれどもね。
このキットは火炎放射仕様(チヤーチル・クロコダイル)にもできるコンパチキットですが、今回はガルパン仕様にしたかったため、普通の歩兵戦車仕様で作りました。フレーム・スロワー仕様はちょっと物騒すぎるので僕は作る気になれませんが、クロコダイルと歩兵が進軍するジオラマとか面白そうです。
ストレートに組んでもほぼガルパン仕様になるので、すんなり作れたのですが、なんというかアップの写真で見るとつらいですね。もうちょっとカリッと作れるようになりたいものです。
自分が作れる範囲でどうやって密度感とか模型映えのする作り方をしていくか、課題ですね。
今回、ネットで素敵な作例を発表している方の塗装手順をパクろうとして以前まとめた(戦車の塗り方)戦車塗装手順を実践しようとしたのですが、途中で脱線してしまい丸パクリはできなかったです。
結局今回の塗装・ウェザリングは以下のような手順になりました。
ともあれ完成。スコッチで乾杯でもしますか。
タミヤさんが今後もヨンパチAFVを作ってくれますように。
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前:チャーチルガルパン仕様に改造
1.00 : 20180702
1.01 : 20190204
戦車の塗り方 トライ1
それを実践しようと思います。
狙う仕上がりは、「使用感はあるけど綺麗な状態」です。ガルパン仕様だしね。
黒サフを吹いた状態からスタート |
ちょっと見にくくて申し訳ないですが、組み立て後にクレオスの黒サーフェイサ#1500を全体に吹いています。
車体色の塗装
エアブラシで塗装しました。黒から車体色(Mr.カラーのダークグリーン)が立ち上がってきたあたりで、砲塔の上面など明るく見えるだろう箇所に(車体色+黄色+白)を吹きました。乾燥後車体色を吹き重ね、基本塗装を終えました。きついカラーモジュレーションは僕の好みではないのでごくごく控えめにしたつもりですが、控えすぎてしまったかもしれません。ベタ塗りと変わらない気がします。
履帯
(銀+艦底色+黒)を吹き、タミヤスミ入れ塗料の黒でスミを入れ、サビっぽい色のピグメントをアクリル溶剤で溶いてさっとウォッシング、タミヤの情景テクスチャペイントのダークアースをへこんだところに塗り、出っ張った箇所はメタルカラーのアイアンを刷り込んで仕上げました。履帯の最終的な仕上がり |
履帯の塗装が終わった段階で車体上、車体下、履帯、転輪を組み立てます。戦車の形になってテンション上がりますね。この作業をしながら2018ワールドカップのGLで日本対セネガル戦をテレビ観戦しました。
基本塗装が終わって組み上げた状態 細部の塗り分けも行っています |
デカール
デカール貼りの手順は、「光沢クリア塗る→デカール貼る→つや消しクリアでコート」で行っています。最初の光沢クリアはデカールが浮いて見えるシルバリングを防止するために塗ります。
デカールはいつものように、セッター、デカール、ソフター、セッター、ソフターの順で。
タミヤのデカールはマークソフターに弱い印象がありソフターを半分に水で薄めて使うのが常ですが、このキットのデカールは丈夫で希釈ソフターでは軟化する気配がなかったので、フィッターをそのままの濃度で使っています。
丸一日乾燥させて、はみ出たノリなどをウェットティッシュで拭き取った後、つや消しクリアを吹きました。このクリアはデカールの保護用。
シルバリングは起きていません。よかったですね。特徴のあるマーキングで、ああ英国だなあ、という感じ。
デカールを貼りました |
ウォッシング
ウォッシング1回目は、タミヤのスミ入れ塗料茶色と黒を適当に使い分けながらウォッシングを行いました。この戦車は車体上面が真っ平らなのでどっち方向に拭き取ったらいいかがわからなくなります。前後方向に拭き取りましたが、つくづく変な戦車だなと。これ車体上面に水たまりできないのかなあ……。タミヤの墨入れ塗料便利すぎ |
フィルタリング
油絵の具でフィルタリングします。面ごとに黄色と緑で明るい面、青で暗い面を表現しました。ほんのちょっとの油絵の具を伸ばして伸ばしてニュアンスを出す感じです。星デカール貼り付け面を明るくしたけど 写真じゃ全然わかりません |
仕上げ
仕上げ手順はカオスになってしまいました。まとめておいた手順に従って作業するはずだったのですが、そんなの関係ねぇ、ってなっちゃうんですよね。作業してるとその場その場でピンウォッシュをしたくなったり、土ボコリが欲しくなったりしてとても計画的にできるようなもんじゃないです。ともあれ、行ったのは
- チッピング(赤茶と黒の混色をスポンジで)
- ウォッシング二回目(水で溶いたパステルでウォッシュ)
- 墨入れ
- 機銃、ワイヤロープや履帯にメタルカラー
- 水彩色鉛筆でサビ色
です。作業の随所でピンウォッシュしたりふき取ったりタッチアップしたりしています。
完成 |
ひとまず完成。ちょっとボロくしすぎたかな…
完成
タミヤ1/48チャーチル歩兵戦車をガルパンのダージリン搭乗車仕様で作りました。タミヤスタンダードです |
キットの出来は普通です。組み立てに苦労する箇所はありませんでした。かといってものすごい組み立てやすさを感じるほどではありません。砲塔の前面に接着線ができてしまったりしますし。いやまあ基本パチピタで必要十分なのですけれどもね。
このキットは火炎放射仕様(チヤーチル・クロコダイル)にもできるコンパチキットですが、今回はガルパン仕様にしたかったため、普通の歩兵戦車仕様で作りました。フレーム・スロワー仕様はちょっと物騒すぎるので僕は作る気になれませんが、クロコダイルと歩兵が進軍するジオラマとか面白そうです。
なんだかんだで1ヶ月以上かかりました |
もっとカリッとさせたいけど完成もさせたい |
今回、ネットで素敵な作例を発表している方の塗装手順をパクろうとして以前まとめた(戦車の塗り方)戦車塗装手順を実践しようとしたのですが、途中で脱線してしまい丸パクリはできなかったです。
結局今回の塗装・ウェザリングは以下のような手順になりました。
- 黒サフ
- 車体色(微妙なモジュレーション)
- デカール(光沢クリア、デカール貼り、フラットクリア)
- 細部塗り分け
- ウォッシング(タミヤ墨入れ塗料の茶と黒)
- フィルタリング(油絵の具で明るい面と暗い面を強調)
- チッピング(黒茶をスポンジで)
- ウォッシング(パステル泥水)
- 雨だれ
- 墨入れ(タミヤ墨入れ塗料黒)
- 色鉛筆でデカールに退色表現
- 色鉛筆でサビ色、鉛筆とメタルカラーで金属っぽい光沢
ともあれ完成。スコッチで乾杯でもしますか。
チャーチルのかっこよさを理解するに至りました |
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前:チャーチルガルパン仕様に改造
1.00 : 20180702
1.01 : 20190204
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