フジミ:ノンスケール くまモンのプラモ 鎧兜バージョン

くまモンのプラモを塗装して仕上げる


ゆるいプラモデルいいよね。くまモンのプラモを作ります。普通に塗装仕上げ。
くまモンは3月生まれで熊本県営業部長兼しあわせ部長だそうです。年収高そう。

実売2500円 ちょっと高い
というわけで買いました。フジミから発売されているくまモンのプラモ。鎧兜バージョンです。


ニッパーも接着剤もいらない
組み立てにニッパーも接着剤もいらないそうです。くまのがっこうのプラモと同じです。フジミさん無理してないか?

バッチリ似てます。くまモンだ!
ランナーから手で部品をもいでどんどん作ります。

ニッパーとカッターが写ってますが、使ってません
ふむ
ふむふむ
ふむふむふむ
はい組み立て終了。ここまで45分間でした。

本当に何も工具いりませんでした。手と爪でウハウハ作って45分間でくまモンができちゃいます。フジミさん頑張りましたね。

しかもきちんとくまモンに似ているといううれしさ。これは素晴らしい!

ステッカーを貼ったら完成なのですが、僕はステッカー仕上げを好みません。せっかくの簡単組み立てキットなのですが、これは塗装して仕上げようかと思います。

くまモンのプラモ:塗装編

くまモンのプラモを塗装して仕上げていきます。

きったねぇ机で申し訳ない。素組みのくまモンです。

くまモンのプラモ、簡単に組み立てられて実に愉快でした。とても気に入ったので塗装して仕上げます。



接着剤を使わないプラモデルを塗装する時は「後ハメ加工」が必要になることがあります。このくまモンの場合は、兜と股関節ですが、股関節は塗装でごまかせそうなので、兜だけ後ハメ加工します。具体的には上写真のように頭と兜を固定するためのピンがはまる部分を適当に切りとばすだけです。

せっかくのスナップフィットなのですが接着してしまいます。

塗装するとなると、部品の合わせ目も消したくなるのでパテ盛り。ベビーパウダーと瞬間接着剤を混ぜてパテとして使っています。


エアブラシで塗装。部品の色と塗装色が同じなので、下塗りはしません。

使った色は以下の通り。すべてラッカー系塗料です。
  • 体:つや消し黒
  • スカート:ブラックグレー
  • 胴:スーパーイタリアンレッド+フラットベース
  • 兜:黒(光沢)
  • 口:白
胴を塗ったスーパーイタリアンレッドにはわざわざフラットベースを加えてつや消しにしましたが、後で墨入れ(金輪の縁部分)をするときに非常に拭き取りにくかったので光沢のまま塗装するべきでした。



乾いたら兜、胴、槍をマスキングして、金と銀を塗ります。兜の輪っかが歪な丸なのでマスキングがとても面倒でした。
  • 金:GXブルーゴールド
  • 槍の穂先:プレミアムミラークローム

目と口は、エナメル塗料のつや消し黒を塗ってはみ出しをエナメル薄め液で拭くという例のアレ。胴体、兜の金輪の縁とスカートの黒い部分も薄めたつや消し黒で同様に塗装しました。

完成


反省会

キット

今回作ったのは「フジミ模型 くまモンのシリーズNo.2  くまモンのプラモ 鎧兜バージョン」です。




作ってわかりましたが、このキットは
  • とてもよく似ている
  • 簡単に作れる
という良いキットです。
くまモンのあの拡散した独特の表情がとてもよく再現されていて、それは僕の欲しかったものそのものでした。不気味かわいいというか何するかわからないというか、あの表情。満足です。


ただちょっと高いかな。購入価格は税込み3000円近かったはずです。(千円くらいだと思い込んでレジに持っていって驚いた記憶があります)この価格であれば、(バンダイ風に)兜や鎧の「金輪」や、黒目や口の黒い部分は別パーツにして欲しかったなあ。そうであれば組み立てるときにもっともっと楽しかったろうと思うのです。

とはいえ結論としては、とても愉快なキットです。

製作の反省

金輪のマスキングを失敗し、赤い胴をつや消しで塗ってしまったため墨入れした黒の拭き取りがうまくいかず、口の黒の拭き取りは失敗し、鍬形のでかいヒケは消すのを忘れるなどなど反省点はたくさんありますが、これでいいのだ、って類のキットだし、これでいいのだ。



この表情たまらん。


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