はじめに
このキット、新発売されたときにタミヤが末永く1/48スケールのAFVキットを発売してくれるようお布施のつもりで買いました。机上きたない |
この装甲車(Humber Mark IV)の写真を集めたページもよかったら見てください
制作方針
- 特に改造等せずにさくっと作ります
制作
組み立て
タミヤの最近のプラモなので簡単に組みあがります。組み立てていて部品の取り付ける向きや角度に不安は一切ありませんでした。実にタミヤです。下写真までで手を入れた箇所は、タイヤの設地面を少し平らに削ったくらいです。(固定用に、左後ろタイヤの接地面にM3のネジ穴をあけてあります)作りながら思ったんですが、意外にこの装甲車かっこいい。ちょっと自分で運転してみたいくらい。できれば砲撃もしてみたい。
ノントラブルでほぼ組み立て終わり 結構かっこよくて愛が湧いてくる |
ディティールアップ
他にはスモークディスチャージャーを薄々攻撃、機銃を開口。
透明化、薄々攻撃など定番の工作 |
車体の方のライトも透明化。ライトガード、サイドミラーの支柱を真鍮線に置き換え、車体後部の箱の取っ手を真鍮線に置き換え、車体前後の牽引金具をピンバイスで開口など。
車体もさらっと工作 |
ふむ。こんなもんでしょう。
塗装
じゃあ色ぬっちまえ、と黒サフ→ダークグリーン、を吹きました。クロサフ後 |
それで、あとはウォッシングとかチッピングとか適当にやれば完成するわけですが……。
アカネくんはプラモも上手いんでしょうかね |
Mrカラー70番のダークグリーンベタ塗りでモジュレーションなどはしていません。デカール貼り付け後にフラットクリアヴァニッシュを吹いてデカールを保護しています。
ヤクトパンターに浮気しようとしていますね。
ウェザリング
上写真は塗装終了したもの。今回はアルコール落としってのをやってみます。なんともいえない素敵なムラが表現できるようです。
燃料用アルコールとタミヤアクリルのダークアースを用意して、手順通りにやっていきました。
アルコール落としが落としきれない |
また、アルコールで撫でているうちにデカールのクリア部分が白化してしまいました。ラッカー系のつや消しクリアでデカールを保護してあったはずなのですが。
マークセッターをべったり塗布し放置しておいたら白化はかなりおさまりましたが、完全には治りませんでした。上の写真がセッターで白化をごまかした後ですが、いちばん目立つ正面装甲の車輌番号のデカールのフチがばっちり見えてしまっています。
いやになって投げ出したくなったのですが、チャーチルと並べてみたい一心で作業を続けました。
スポンジと面相筆でチッピングを行い、その後タミヤの墨入れ塗料でピンウオッシュが終わった状態が上の写真。
完成 |
反省会
なぜ俺はどアンダーで撮るのか |
キット
・タミヤ1/48スケール イギリス7トン装甲車
いいキットです。実際に作ってなんの不満もありませんでした。あえて文句を言うならライト類に透明部品を使って欲しかったことくらい。でもまあ簡単に透明化できるので全然オッケーなのですが。あまり思い入れのない車輌でしたが作ってみると実に味わいのあるスタイルをしています。作っているうちに好きになるというモデラーの小確幸を味わえました。
このHumber装甲車は第二次大戦中そこいらじゅうにいたようなので、情景模型とか作るのよさそうです。飛行機と絡めたシチュエーションとかヨンパチならではですよね。作ってみたいのですが、僕は人形(フィギュア)が苦手なのでジオラマが作れないのです。残念無念。
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