タミヤの48スケール、コマツG40ブルドーザーの塗装、ウェザリングを行い完成まで。
塗装
最近凝っている黒立ち上げでいきます。ミスターフィニッシングサーフェィサ1500ブラックで下地を作ります。
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Doogさんの真似をして黒立ち上げ |
指定のボディ色は呉の軍艦色だったので、ミスターカラーの32番軍艦色(2)に白を少し入れた色で塗装。履帯は銀+黒鉄色で。
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これでもういいんじゃないか感 |
ウェザリング
下回りの塗装が荒れている感じが出したかったので、塩ウェザリングを下回りだけ施しました。
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塩ウェザリングに可能性を感じています
塗膜がやられた感じが出ます |
塩を振りまいておいて、その上からシャパシャパに薄めた白を吹くと……
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うっは、やりすぎた |
ほら、下回りの塗装が荒れた感じに…ってやりすぎた…かな? 白を吹きすぎたようです。まあなんとかなるだろ。
その後パステルで泥水を作り、全体に塗ります。これは僕のおまじないみたいな工程です。
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パステル泥水は僕のお気に入り技法 |
パステルを使ったウォッシングですね。乾いたらすぐ拭き取っちゃいます。
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拭き取っても微妙に残るのです |
上の写真みたいに、ほとんど残らないくらいに拭き取りますが、微妙に残ったパステルの感じが好きなんです。
この後、エナメルのレッドブラウン+つや消し黒でウォッシング。
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ウォッシングは偉大な技法ですなあ |
一気に落ち着いた感じが出て、スミも入ってキリッとしました。
キリッとしたところでチッピングを少々入れ、ピグメントをぐちゃぐちゃ塗り込んだり拭き取ったりして完成です。
あと少しだけ転輪に銀をドライブラシとかもしました。
完成
タミヤ 1/48スケール 日本海軍コマツG40ブルドーザー
普通のキットです。ノックアウトピンの跡が多くて閉口しましたが組み立てにくいところもなく、出来上がったらブルドーザーという。
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ヘッドライトいい感じ |
ヘッドライトの透明化の効果は抜群だな、とにやけたりします。
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このやられた感は塩独特だと |
塩ウェザリングはちょっとやりすぎてスケール感がアレな感じになってますが、この技法はもう少し継続して試してみる価値はあるなあ。もっと細かい塩の粒使ったらどうなるんだろう、とか。サビ色のスプレーしたらどうなるんだろう、とか。
48スケールなので同じスケールの飛行機と並べて楽しむのがこのキットの楽しみ方なのかなと思います。
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ダイオラマとか作るべきだと思うのです |
このブルドーザーが配備された時期を考えると零戦21型はちょっとないかな…この零戦の個体は真珠湾で失われてるし。32型の完成品があればなあ、と。いつか作って並べられたらいいなあ。
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「お腹減って動けません」
「君もか。僕もや」 |
ガソリンがなくて、そんなに稼働できなかったんじゃないかな。このブルドーザーは。悲しことです。
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48さいこう! タミヤさんありがとう!! |
しかし零戦といえどもやっぱり飛行機って大きいんだなあ、と、零戦とブルドーザーを並べてみるとあらためて感じますね。こんなことができるのが同じスケールでいろんなものが揃う48の楽しみですね。
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