1/48 零戦21型 (2) 表面の修正、塗装

ハセガワ1/48スケールの零戦21型を引き続き作っていきます。

表面の仕上げ

主翼に結構なヒケがあるので、パテで埋めた後ペーパーで均してやります。
ベビーパウダー+瞬間接着剤をパテとして使用
僕が作っているキットでは目立つヒケは、このほかに主翼上前縁のピトー管の付け根にありました。

サンディングなどで消えてしまったスジボリを復活させます。僕はスジボリをするときのガイドとしてクリアファイルに両面テープを貼ったものを使っています。

スジボリは飛行機プラモの鬼門
で、さっそくやらかします。(このとき使っていたケガキ針の先が微妙に曲がっていたため、失敗しまくったようです)

プラモを窓から投げ捨てたくなる気持ちをこらえて、タミヤパテで修正しました。

そんなこんなで、スジボリの修正が終わったのでサーフェイサーを吹いて仕上がりをチェック。
彫り直していないスジが2本ありました。
サフチェック大切

やっと塗装できる…。

基本塗装

最近はグラデーション塗装をはじめとして「深み」を出すために様々な塗装方法があるようです。そういうのをキャッチアップしなければなあ、ということで今回は黒立ち上げで塗ってみることにしました。

グンゼの黒サフを全体に吹きます。
ついに黒立ち上げをやってみるワタクシ

零戦の色は諸説あるけど、僕は片渕須直氏の「灰色」説をとります。明灰白色好きだしね。サプの上からグンゼの明灰白色(C-35)をムラムラに吹きました。

グラデっぽく塗れた
黒地から明灰白色が立ち上がってきて、これくらいかな、と思ったところからさらにもう1コートしました。なぜならば僕は極端なグラデーションを好まないからです。
ほぼベタ塗りになりました。
はい、ほとんどベタ塗りと変わらなくなっちゃいました。塗料が濃すぎたんですね。でも僕の好みはこんな感じなのでよしとします。ほんのり色がざわついてる感じが好みです。

マーキングどうするか。積みキットの中に1/700の赤城があったので赤城の艦載機にすることにしました。いつか赤城を作って並べたいです。赤城の隊長機は垂直尾翼に黄色のストライプが入るのですが、色数を増やしたくなかったので隊長機ではない機体にすることにしました。

したがって、マーキングは日の丸と胴体の赤線一本です。マスキングし、赤を塗る箇所のパネルラインにタイヤブラックを軽く吹いてから、エアブラシで塗装しました。
日の丸入れると一気に零戦感が出ます
続いて、主脚収納部まわりに青竹色を吹きます。この色も諸説あるけどグンゼの青竹色(C57)をまんま吹きました。この色好きなんです。
ああ、完成が見えてきた
以上で基本塗装は終わり。


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