タミヤ 1/48 シャーマン初期型 (4) ガルパン版への改修ポイント、完成

ガルパン風シャーマンに改修

この1/48シャーマンを作り始めるときに、こっそりガルパン風に仕上げたいと考えていました。公式サイトのサンダース高校仕様のシャーマンとタミヤのキットを見比べるといくつか違いがあります。

1.左ライト横に謎装備
本当に謎装備。アハトゥンク本を参考にして適当に。
左ライトの左の金具の左にちょこっと何かを追加

2.砲身クリーニングロッド追加
伸ばしランナーを三本束ねたものを付けました。"Gun bore cleaning rod"で検索すると詳細がわかります。

3.機銃を外し、機銃座の改造
ガルパン版は機銃がついてないので、機銃の部品は使わず、代わりに機銃座?を公式サイトを参考に真鍮線ででっち上げました。
ピンボケた。もうしわけない

4.尾灯のあたりに消火器?
両尾灯の脇に1個づつ消火器がついているので、プラ材とプラ板ででっち上げて追加しました。この消火器については別ページでまとめました。
2mmのプラ棒と伸ばしランナーで

5.車体後ろにハンマー追加
 なんで2本乗せてんねん、とツッコミながら、プラ角材と伸ばしランナーででっち上げました。でもおケイさんとハンマーはあってると思う。
ハンマー2本はとてもサンダースっぽい

 塗装とウェザリングの写真データを蒸発させてしまったのでいきなり完成です。オリーブドラブ吹いてデカール貼って、ピグメントを振りかけるいつものシークエンスでしあげています。
マーキングはサンダースではなくアメリカ仕様です

反省会

キットについて

キット:タミヤ1/48 M4シャーマン(初期型)
タミヤのプラモなので、組み立ては超簡単なはずだったのですが、完全に油断して仮組みもせずに組み立てたのでシャシと車体上部を合わせる時に部品がひっかかってうまく合わせられませんでした。

引っかかる部品(エアクリーナ)を削って無理やりはめこみましたが、油断しすぎだよなあと反省してます。しかしどこをどうしたらこういうことになるのか自分でも不思議です。
やらかしてます
他は至極組み立てやすく、特筆するようなことはありません。

完成するとシャーマン以外の何者でもないシャーマンができます。なんていうかシャーマンの絶妙にブサイクな感じがよく出てます。

うーん、シャーマンだ、ブサかっこいい
いいキットだと思います。

制作について
塗装はMr.カラーのオリーブドラブをエアブラシで吹いただけです。その後パステルで作った泥水で車体全体をこするのが、僕の戦車塗装シークエンスです。

普通、パステル泥水で塗装面をこすりあげるとツヤ消しと半ツヤの中間くらいのなんともいえない風合いになるのですが、今回はなぜかガサガサになってしまいました。
がっさがさの仕上がりになってしまった

エアブラシ塗装の際に砂吹き気味になっていたのかもしれませんが残念なことです。

ヘッドライトレンズをHアイズミニで透明化していますが、あんまり目立たなかったです。中にアルミフォイルのような反射材を入れればよかったかもしれません。

ライトの保護金具は、キットの部品が分厚かったのでアルミ板で作り直しています。
ライトガードはアルミ板に置き換え
ライトガード、自分としては自慢したい工作ポイントだったのですが、友人に「歪んでる」と一刀両断されました。人生は悲しみに満ちています。

こっそりサンダース仕様にしましたが、満足度は高いです。ガルパン好きなんです。
備品の追加でガルパン仕様に
汚しは控えめにしています。チッピングを少し入れていますがちょっと不自然になってしまったので、精進せねばなあ、といったところです。

以上まとめると

  • ガサガサにならないよう塗装を改善
  • 見せ場を意識して目立たせる
  • チッピングの修行が必要
  • ガルパンはいいぞ

といったところです。まあ、たのしい制作でした。
ピンボケた。あさみさんごめん


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