ハセガワ1/48スケール 震電
先日完成させた紫電改がとてもかっこよかったので、ちょっとした日本海軍機ブームが(僕に)訪れたので、続けて震電を作ることにしました。時速700キロ毎時を達成するために様々な無理を詰め込んで太平洋戦争末期に作られた試作戦闘機です。![]() |
photo1. 震電 |
唯一無二のフォルム。とにかくかっこよかったなあと、紫電改竣工祝いを一杯やりながらキットを引っ張り出してきました。
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ハセガワ震電 |
タムタムで1500円くらいだったはず。ヨンパチの飛行機プラモとは思えない安さ。
このキット、発売されてからもう数十年経っているおじいちゃんキットですが、発売当時の値段でもこれは安い。
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なんというフォルム |
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凸モールド |
このキット、パネルラインがスジボリ(凹モールド)ではなく凸モールドになっていたりして、僕が若い頃に作ったときプロポーションは文句なかったことを覚えています。ようするに良キット。
このキットをモールドをスジボリに掘り変えつつ、作ってみます。
コックピット
まずはコックピット。計器盤はデカールもついておらず、質素な表現になっています。ここで気合いを入れてディティールアップもいいですが、キャノピーを閉じるとほとんど見えなくなるのでそのまま色を塗るだけにしました。
シートは少し薄く削りこんで、マスキングテープでシートベルトを追加。計器板は半ツヤの黒で塗った後、ライトグレーをドライブラシしてモールドを浮き上がらせたくらい。あとは指定色で塗りました。
コックピット色は色の源で調色した色を使いましたが、少し緑に寄りすぎたかな?
塗装が乾いたら、とっとと胴体を貼り合わせてしまいます。
スジボリ
胴体、翼の凸モールドをスジボリに置き換えます。直線のスジはスジボリカーバイト、曲線部はニードルを使います。
スジボリカーバイトは使いやすいですね。すいすいスジボリが彫れます。スジボリカーバイトやBMCタガネといったタイプのスジボリ工具は画期的でしたね。
そんなこと言ってるくせに結構よれちゃったスジもありますが、気にしないで先に進みます。
ちなみに、ほぼ全部のスジを引くのにかかった時間は10時間くらいだったと思います。
つづく
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