レシプロ機が作りたくなったので、ストックの中からハセガワの紫電改を掘り出しました。
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ハセガワ48紫電改 |
グレーのランナーが4枚、透明ランナーが1枚というコンパクトなキットで、値段も安いんだけどハセガワらしい繊細なモールドが施された部品がプラモ欲をそそります。
特にディティールアップはせずに、でも丁寧に完成させるのを目標にします。塗装はツヤありで仕上げ、日の丸などのマーキングは塗装ではなくキットのデカールを使って仕上げ、いわゆるストレートフロムザボックス、ハセガワ48紫電改を刺身で味わおうという目論見です。
ディティールアップなしとはいえ、このキットすでに十分な彫刻が入っており、その必要性を感じません。
まずはコックピットの部品に黒を塗り、調色した機内色を吹きましたが、なんか少し青が強かった。まあ気にすんなの精神で進めます。
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ここが一番難しかった |
シートはステーで背面の仕切り板に固定するのですが、ここを組むのが難しかったです。ポストイットでシートを浮かせつつ、背面部品をスコヤで支えて組み立てました。
コックピットが組み上がったら胴体を貼り合わせて、翼を接着します。
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翼の付け根に隙間ができないように… |
レシプロ機のプラモは、翼を貼りあわせるときに、いかに段差を作らずに接着できるかでその後の手間が変わってきます。いいかげんに貼りあわせて段差を作ってしまうと、その段差を消すのに一苦労ですが、このキットの場合は翼の上下部品を貼り合わせた後で、マスキングテープで隙間ができないようにテンションをかけつつ流しこみ接着剤を流して隙間なく接着できました。
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翼の付け根がかっこいい |
まだ合わせ目は処理していません。ヤスリがけの邪魔になりそうだから水平尾翼もついていないけど、だいたい組み立ては終わり。
のんびりと作業して土日各4時間、平日1時間の合計14時間くらいで組み立て終わりました。一生懸命作業すれば10時間かからないのではないかな。組み立てやすいくていいキット。
次は塗装前に面を整えます。
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