プラ板を打ち抜いてナットっぽい細切れを作る

 

AFVの表面にはボルト・ナット・リベットの類が取り付けられていてこれが武骨でかっこよかったりするのですが、プラモだと省略されていることがしばしばで残念です。

photo1 : 16式機動戦闘車! 武骨! かっこいい!

そこでナット的なものを自作しディティールアップしたくなりますが、そのとき形の揃った円盤(ナット)を作る必要があります。その作り方の一例を以下に紹介します。

 必要な材料と道具 

以下の材料を使います。

  • ピンバイス
  • 作りたいボルトと同じ太さのドリル
  • カッターナイフ
  • プラ板、プラ四角棒
  • 接着剤

 組み立て 

 下図のような、プラ板打ち抜き用のジグを作ります。
プラ板プラ材を組み合わせ、上図の赤部分を接着する。真ん中に打ち抜きたい径の穴をピンバイスで開ける。


 打ち抜き 


 治具の隙間に、打ち抜きたい厚さのプラ板を挟む。(0.3mmくらいなら打ち抜けます)
 ピンバイスにドリルを逆向きに咥え、治具に空いている穴に差し込む
 ブチっとドリルの尻でプラ板を打ち抜く

 こんな感じに打ち抜けるはず。

カッターマットの上の白い小さな粒々が打ち抜いたプラ板。デザインナイフで拾って、流し込み接着剤でキットに貼り付けます。

実際にボルト的ディティールを追加した例→ 陸上自衛隊 軽装甲機動車製作記



photo1: Hunini, CC BY-SA 4.0 , via Wikimedia Commons

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