プラモ用の塗料を調色してみた記録
自分用のメモとして。そして素人のやることなのでめちゃくちゃかもしれませんが、誰かの参考になれば。
グレー
色相環
Mig-21 コクピット色:FS35237ブルーグレイ
じゃあ実際に調色してみようか、ってことでMig-21のコクピットの色(キット指定はC337)がなかったので作ることにしました。色の源を使った初めての調色です。
説明書に書いてあった色(FS35237)をEncycolorpediaで引くと■こんな色でした。CMYKはC 0.11M 0.03Y 0.00K0.41で、グレーにCMYを入れるかCMYにグレーを入れるか迷ったけど、CMYを先に混ぜておいてそこにグレーを入れることにしました。
色の強さはマゼンダ≒シアン>>イエローと聞くので、C0.11M0.03をC0.5g,M0.2gと読み替えて混合、そこに白3黒0.5gで調整したグレーを入れていきました。が、想像していたよりも大量のグレーが必要になってしまい、実に大量のブルーグレイができてしまいました、具体的には白をひと瓶開けてしまいました。素直にC337をひと瓶買った方が安くつきましたね。
上の写真は、できた色とEncolorpediaの表示色を比べていることろ。キャリブレーションしていないPCの表示色だし、室内灯はホムセンで買ったLED電球だし当てにならないのは承知なんですが、まあ雰囲気出てるだろ、ってことでこの色(1−4)を使うことにしました。
マキタブルー
マキタの電動工具のあの青、とても印象的でいい色ですよね。遠目でもイッパツでマキタの工具だってわかるあの青。企業カラー戦略の大成功例でしょう。そんなマキタブルーをプラモに使いたかったので調色しました。
ネットで検索すると出てくる色見本をCMYKに変換するとC0.70M 0.11Y0.00K 0.52でした。
へぇ、Yは入っていないんだと軽く驚きながら調色。C+Mの段階では似ても似つかない感じの色でしたが、Kを入れるとこれがみるみるそれっぽい色味になりました。それで完成、としたかったのですがどうしてもYを入れたくなり、一滴だけYをいれちゃいました。まあYは弱いからほとんど色味はかわらなかったのですが。
メモを見返すと
- 色の源C:0.74g
- 色の源M:0.15g
- 色の源Y:一滴
- 白と黒:混合したライトグレーを色味を見ながら添加
というレシピになります。いい加減な配合量ですが参考まで。
下がYを少しだけ入れた色 |
この色はスピナティアの武器を塗装するのに使いました。(30MM スピナティアで現場猫)
(20211115)
P-51Mustang 機体内部色
P-51(F-51)の機体内部色はタミヤの説明書では黄色と緑を混ぜて塗ってくれという指示になっている。FS番号を調べてみるとFS24151 (こんな色■■)で、C0M0.53Y0.62K0.35 でした。
YにCをちょびっと、と調色し始めたのだけど、Cが圧倒的に強くてメタメタな調色になってしまいました。
結局、↑こんな感じの色になり黄色が足りていない感じがありますがこれで手を打ちました。
実際に吹いてみると↑こんな感じ。
調色時のメモから計算したレシピは百分率で、C3.6M0Y47.3白47.3黒1.7です。計算が間違っていなければ。
(20220304)
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