100均パステルからピグメントを作って混ぜる

100均パステル安い

ダイソーでハードパステルのセットを購入。ひとつひとつはかなりちっこいパステルですが、これだけ揃ってこの値段は結構お買い得なのでは。
これで100円!

パステルをピグメントに

このパステルは脆くてすぐボキボキ折れるので、いっそ粉に、ピグメントにしてしまったほうがいいです。茶漉しのような金網でパステルを摺れば粉になります。 できた粉は塗料の空き瓶に入れて保存します。
粉、すなわちピグメントにしちゃいましょう
ダイソーのパステル1本を粉にすると、ミスターカラーの空き瓶一本ちょうどくらいのピグメントが採れます。
全色粉にすると、結構な量になります。こいつらしまう場所どうしようか……。
思ってたよりかさばってビビる

たくさんできたピグメントですが、プラモデル用のピグメントとしては、茶系の色がありがたいです。
そのまんま使えそうなピグメント

ピグメントを混ぜてしまう

赤青黄色とかの原色系の色はプラモには使いにくいです。そのままでは。
使いにくい色たち
でも、赤青黄色を適当に混ぜると茶色ができます。下の写真は、赤っぽい色+黄+緑(青+黄)を適当量とったもの。
派手な色ですが


この粉をよく混ぜると茶色のピグメントができます。写真が暗くて申し訳ない。絵の具混ぜるのと同じです。

赤青黄色を混ぜていくとある瞬間から茶色ができるこの作業、バラバラだった色が一気に茶色になっていく瞬間は驚きに満ちているのでぜひ一回自分で混ぜてみてください。わお!
ってきっと言ってしまいますよ。本当に。絶対に「おおっ!』って言います。

混ぜると茶色になります

できた茶色に、黒を混ぜると、暗くすることもできます。下の写真では少量青も入れています。
黒で明度を落とせます



作った茶色をアクリル溶剤で溶いて、塗装テストに使った板になすりつけるとこんな感じ
ピグメントは乾いてます。下の方が湿って見え…る?

このパステル、クサカベのパステルに比べて(アクリル溶剤で溶いても)定着力は弱いみたいです。メディウムを併用した方がいいかもしれません。
で、この100均パステルピグメントで汚した上の写真ですが、灰色の塗装面に土がついていて、下の方の土は湿っている…ように見えてほしいのですがどうでしょうか。


100円でこれだけ遊べると充分に元をとった気がします。
「青赤黄色を混ぜると茶色になる」思い出しましたか? 緑は青と黄色の混合物です




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1.00 : 20180718

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